爽塾ブログ
【作詞教室・爽塾】2023年前期_Lesson12
2023.09.24
ついに迎えた、このタームの最終回。
今回も、生徒さんのコメントを交えて、レッスンのレポートをお届けします。

いつものレッスンと違うのは、レッスンの後に「打ち上げ」の時間があること。オンラインのため、パソコンの画面越しにあれこれお話するだけですが、もちろん、「飲食物持ち込み可」です。

さて、レッスンの内容は、前回のレッスンで企画を立てた歌詞の講評でした。
「歌詞に限らず、ハッピーエンドにならないストーリーは苦手なんです」と正直に打ち明けてくださった生徒さんが、どんな歌詞を書くのか? 大いに注目していましたが、替え歌の課題も含めれば、合計4曲の作詞にトライしてきただけに、きちんと形になっていました。
歌詞のテーマは「海外赴任する恋人に着いていきたいけれど、家庭の事情でそうはできないヒロインの切ない気持ち」といったところ。

リアリティがあって精緻な企画を歌詞に落とし込む際に突き当たるハードルについて触れつつ、
 ・印象度をアップするためのタイトルの修正、底上げ 
 ・サビの部分に書かれていた状況説明の描写はそれ以前に移動し、サビには歌詞のテーマであるヒロインの心情を描く
といったアドバイスをしました。

続いて、3度目の提出となる別の課題についても講評を行いました。
2度のリライトを経て、1番の歌詞はほぼ完成。未完成の2番のどこをどう直せば良くなるのかを具体的に指摘していきました。
このタームが始まった頃に比べて、生徒さんへのアドバイスの内容が少々厳しくなっているのは自覚していますが、それはスキルの向上に伴って生徒さんのモチベーションが上がってきたからです。

レッスンの後には、オンラインレッスンに切り替えて初めての「画面越しの打ち上げ」。
いつになく雄弁にあれこれ話した気がしますが、苦手なアルコールを飲んだ後のように話の詳細をあまり覚えていません(苦笑)。「とにかく、作詞のモチベーションが上がるような話を」と思っていたので、自分を世に出してくれた矢沢永吉さんとの出会いの話、専門学校時代のことなどを話していたような気がします。
 


なお、2023年の後期については、週末コースをお休みして、平日コースのみ、限定1名で受講生を募集をしています。 詳細は、こちらをご覧ください。


Power to The Songs!

歌に力を!



「ストーリーテリングのテクニックが絶品」とレッスンで紹介した小山卓治さんの名曲「Passing Bell」


このページのトップへ