コロナ禍以来久しぶりに活動を再開し、オンラインレッスンに切り替えて最初のクールとなった2022年後期のレッスンで感じたことを踏まえ、今春、思い切ったカリキュラムの改変を行いました。
具体的には、すべてのカリキュラムを終えた後で「初めて取り組んだ作詞ができるようになった」という手応えをより確実に感じていただくために、半年の受講期間に取り組む『課題制作の数を7→4に』減らしました。これまでは1回のレッスンで前回の課題の講評と次回の課題の企画をこなしていたのですが、慌ただしい感じが否めませんでした。そこで、前回の課題の講評と次回の課題の企画を別々のレッスンで行うことにして、それぞれをじっくり、それこそ手取り足取りのスタンスで取り組むことにしました。それにより、受講生の皆さんにはより着実にご自身の進歩を実感しながら、作詞に取り組んでいただけるはずと確信しています。
閑話休題。
さて、前述のとおり、新しいビジョンと共にスタートした「2023年前期」初回のレッスンをレポートします。
前クールの生徒さんは数十年ほど作詞の経験があって、初回のレッスン時に「なるべく、課題曲の7曲の歌詞をすべて完成させましょう!」みたいなお話をしたのですが、今回はビギナーの方をマンツーマンで教えることもあって、数値的な目標はあえて定めませんでした。それよりも、半年間のカリキュラムを終えた後に、「作詞って楽しいな。一生続けたいな」と思ってもらえるようなハッピーエンドを目指したかったからです。
まず初めに、爽塾の特徴を改めてお話ししました。
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1)4 名以下の少人数制
2)実力派コンポーザー・田村信二さんの楽曲を課題曲として使用
3)メロディに対して最適な歌詞を企画、着想する力を伸ばします
4)期間中、複数回にわたって作品の講評を行います
5)進みたい方向性に合わせた指導
6)体験レコーディングについて
7)成績優秀者は、活動開始予定のレーベルの楽曲制作に参加することも可能
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その後、前述のカリキュラムの改変についてご説明しました。
そして、これまた初めての試みとして、5月下旬に行う4回目のレッスンで講評を行う「替え歌制作」の課題について実際の取り組み方などをお話しして、「手をつけられるところから着手してOK」とお伝えしました。つまり、この課題については、約1ヶ月ぐらいの制作期間がある訳です。座学のレッスンをすべて受けてから着手するよりも、じっくり時間が取れるよう、配慮してのことでした。
そして、気楽に取り組める課題として、教材としてお渡ししている Songs On the Web レーベルのアルバム「442」の最初の3曲について、「レコード会社の宣伝担当になったつもりで、それぞれのPRコメントを140文字以内でまとめる」という課題を出しました。
これは歌詞を含めた楽曲を俯瞰して見るためのレッスンです。まずは既存の楽曲の魅力を客観的に語ることを重ねていくことで、「目指すハードルをクリアできているのか?」という視点で自身の作品をチェックすることも徐々にできるようになります。
そんな内容で終了した初回のレッスンですが、以下に生徒さんのコメントをご紹介します。入塾に際して志望動機などをお尋ねした際、まっすぐで真摯なお気持ちが伝わってきましたので、ご期待に添うよう、ベストを尽くす所存です。
本日はありがとうございました✨
初回レッスンでドキドキしましたが…レッスンの流れや課題など分かり易く丁寧に進めて下さりとても楽しかったです☺️✨
替え歌の課題、
早速取り組みます!📖✏️ずっと憧れていた作詞の世界…
一歩踏み出せて嬉しいです😊💿✨#作詞 #歌詞 #オンライン講座 #爽塾— Ru (@sphere_ru79) April 24, 2023
また、レッスンの様子をお伝えしますね。
Power to The Songs !
歌いに力を!